こんにちは、ちえです。
お正月のお年玉のように、夏休みに孫や親戚の子どもに渡す「お盆玉(おぼんだま)」が、近年少しずつ広まってきています。
でも、いざ渡すとなると「いくら渡せばいいの?」「学年によって金額は変えたほうがいい?」と悩む方も多いのではないでしょうか。
今回のリサーチでは、お盆玉の意味やマナー、そして学年別の相場を分かりやすく解説します。
初めて渡す方も、毎年迷ってしまう方も、ぜひ参考にしてくださいね。
お盆玉ってなに?お年玉とどう違うの?
お盆玉は、お年玉の「夏バージョン」ともいえるもので、お盆に帰省してきた孫や親戚の子どもに、お小遣いをあげる風習です。
お盆玉の由来
実はお盆玉のルーツは古く、江戸時代に山形県など一部地域で「お盆に丁稚(でっち)さんへご褒美として小遣いを渡していた」という記録が残っています。
この風習が近年になって復活し、文房具メーカーが「お盆玉袋」を販売したことで、全国に広まってきました。
お年玉との違い
● 時期:お年玉は1月、お盆玉は7月~8月
● 定着度:お年玉ほどまだ一般的ではない
● 金額:お年玉よりは控えめなことが多い
お盆玉は必要?渡すべき?
まだ全国的に定着しているわけではないので、必ず渡さなければいけないものではありません。
ただし、以下のような場合は喜ばれることが多いです。
● 祖父母が帰省してくる孫に渡す
● 親戚の子どもと会う機会がある
● 毎年恒例になっている
気持ちの贈り物として、「ちょっとしたお小遣い」や「文具・お菓子」を添えるのもおすすめです。
学年別!お盆玉の相場はいくら?
では、実際にどれくらいの金額が相場なのでしょうか?
ここでは小学生〜高校生まで学年別に目安を紹介します。
未就学児(0歳~年長)
● 相場:500円〜1,000円
● 小さな子には、現金よりもお菓子や絵本、ちょっとした玩具のほうが喜ばれることも。
● 渡す場合は、かわいいキャラクターのお盆玉袋に500円玉を入れるだけでも十分です。
小学1年生~3年生
● 相場:1,000円〜2,000円
● この頃になると「お金をもらえる喜び」がわかる年齢に。
● お金の管理にまだ慣れていないため、高額にならないよう注意しましょう。
● 1,000円札1枚、または500円玉+お菓子などの組み合わせが◎
小学4年生~6年生
● 相場:2,000円〜3,000円
● 自分で欲しいものが出てくる年齢。
● 周囲との比較も気にする時期になるため、兄弟間でバランスをとることも大切です。
● 金額が上がる場合は、親と相談してから渡すのがおすすめです。
中学生(中1〜中3)
● 相場:3,000円〜5,000円
● スマホゲームや文具、趣味の物にお金を使うようになる時期。
● お盆玉としても、しっかりしたお金の使い方を学ぶよい機会になります。
● できれば1,000円札で渡すと、子ども自身で分けて管理しやすくなります。
高校生(高1〜高3)
● 相場:5,000円〜10,000円
● アルバイトをする子もいますが、進学や資格取得など出費が多い年頃。
● まとまった金額を渡すこともありますが、あくまで無理のない範囲で。
● 「5,000円+図書カード」など、現金+αもおすすめです。
お盆玉の注意点とマナー
● 渡すタイミングは「帰省の初日」か「帰る直前」
タイミングは特に決まっていませんが、会ってすぐに渡すか、帰る時に記念として渡すのが一般的です。
● 金額に差をつけすぎない
兄弟やいとこ同士での「金額差」に注意。
年齢が違っても、大きく差が出ると子ども同士で比べてしまうことも。
● 親御さんに事前に相談
事前に「○○円くらいのお盆玉を考えてるけどいい?」と一言聞いておくと、親側の考えとすれ違いを防げます。
お盆玉袋も楽しみのひとつ!
最近では、キャラクター付きや和風デザインのお盆玉袋も多く販売されています。
子どもたちは「どんな袋に入っているか」も楽しみにしているので、ちょっと凝った袋に入れて渡すと、より喜んでもらえるかもしれませんね。
お盆玉は「金額よりも気持ち」が大切
お盆玉は、単にお金を渡すだけではなく、「会えてうれしいね」「元気にしてた?」という気持ちを伝えるためのちょっとした心づかいです。
無理に渡す必要はありませんが、子どもとのつながりを深めるひとつのきっかけとして活用してみてはいかがでしょうか。
まとめ:お盆玉は年齢に応じた優しい心づかいを
【 学年・年齢にあった相場の目安 】
● 未就学児 :500円〜1,000円
● 小学1〜3年:1,000円〜2,000円
● 小学4〜6年:2,000円〜3,000円
● 中学生:3,000円〜5,000円
● 高校生:5,000円〜10,000円
お盆玉はあくまでも気持ちのプレゼント。
私の場合も、大体上記のような金額をあげていますが、最近の小学校高学年の子は、ゲームソフトやゲームへの課金など欲しいものが高額なだけに「足りない!」と一言いただきます(笑)
「考えて使ってね!」や「お小遣いの範囲内で買ってね!」など、お金に対する考え方使い方も教えていきたいこの頃です^^;
金額にとらわれすぎず、その子の年齢や関係性、家庭の事情に応じて、ちょうどいい金額を選んでくださいね。
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